[ニュース]2011.11.4
名城、追い上げも届かず
名城信男
 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ、王者スリヤン・ソールビサイ(タイ)対挑戦者で元WBA王者の名城信男(六島)の12回戦は4日、タイの首都バンコクのナショナル・スタジアム体育館で行われた。  
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 試合は序盤からスリヤンがスピードと足を生かしたボクシングで支配。4回、8回の途中採点でも大きくリードを保った。
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 3度目の戴冠を狙う名城も終盤に追い上げを見せたが、中盤までの失点を取り戻すまでには至らなかった。
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 採点は日本の宮崎氏が115対113、韓国のキム氏が116対113で小差だったが、タイのタウィット氏は119対109の大差をつけていた。
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8月、トマス・ロハス(メキシコ)から王座を奪った22歳のスリヤンは初防衛に成功。戦績を25戦20勝(7KO)4敗1分に伸ばした。2度目の返り咲きを拒まれた30歳の名城は、20戦15勝(9KO)4敗1分。これで自身は世界戦3連敗、日本のジム所属選手の海外での挑戦失敗は33になった。
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