[ニュース]2011.10.30
結果★ヌドゥロブvsカロ
 IBF世界スーパーバンタム級王者タカラニ・ヌドゥロブ(南ア)は29日(日本時間30日)、メキシコのコリマに乗り込んで地元のジョバンニ・カロ(メキシコ)を相手に初防衛戦を行った。
○タカラニ・ヌドゥロブ(南ア)
 12回判定(2-1)
●ジョバンニ・カロ(メキシコ)

 今年3月、3度目の対決でスティーブ・モリター(カナダ)を破って戴冠を果たしたヌドゥロブの初防衛戦。敵地に乗り込んでの試合ということでリスクが高いと思われた。はたして、その心配は初回に現実のものとなった。いきなりダウンを喫したのである。しかし、その後は落ち着いて挑戦者をさばき、ヌドゥロブは徐々にポイントを挽回。勝負は判定に持ち込まれたが、三者とも114対113の採点をするなか、ヌドゥロブは二者から支持を受けてベルトを守った。
 激戦クラスのIBF王座をキープした33歳のヌドゥロブは、39戦33勝(18KO)6敗。今夏にシンピウェ・ベチェカ(南ア)とのWBC挑戦者決定戦で判定負けを喫しているカロは、南アフリカ共和国の選手に連敗となった。36戦22勝(17KO)10敗4分。