[ニュース]2011.10.29
モンティエル、4冠への道
フェルナンド・モンティエル
 プエルトリコで開催中のWBO年次総会で、来年2月11日か18日に予定されているフェルナンド・モンティエル(メキシコ)対3位のジョナサン・オケンド(プエルトリコ)の試合が、WBO世界スーパーバンタム級の次期挑戦者決定戦となることが確認された。  
 このクラスのWBO王者はホルヘ・アルセ(メキシコ)。早ければアルセは11月12日(日本時間13日)、米国ラスベガスで1位のソッド・ルークノンギャントイ(タイ)と防衛戦を予定しており、モンティエル対オケンドの勝者がその次の挑戦者になる可能性が高い。モンティエルにとっては4階級制覇への道が具体的に見えてきたことになる。
 しかし、このスーパーバンタム級にはバンタム級からノニト・ドネア(比)が参入することが確定的で、WBC王者の西岡利晃(帝拳)をはじめアルセも対戦候補としてリストアップされている状況。実績、知名度とも十分のモンティエルも含め、この先どんな展開になっていくのか目が離せなくなっている。