[ニュース]2011.10.28
南米の名伯楽ブルーサ氏逝去
 カルロス・モンソンやミゲル・アンヘル・クェジョら数多くのアルゼンチン選手を世界のトップに導いた名伯楽アミルカル・ブルーサ氏が27日、アルゼンチンのサンタフェで死去した。89歳だった。  
 元アマチュア選手だったブルーサ氏は引退後に指導者に転身し、70年代のモンソンやクェジョをはじめファン・ドミンゴ・コルドバ、 カルロス・バルドミールら自国の選手を世界王者に育て上げた。そのほか中南米の選手の指導も手掛け、ミゲール・ロラ、シュガー・ベビス・ロハス、トーマス・モリナレス(いずれもコロンビア)、アントニオ・エスパラゴサ(ベネズエラ)らを世界一に導いた。関わった世界王者の数は30人を超すといわれる。晩年はロサンゼルスのラブレアジムでも若手選手の指導をしていた。