[ニュース]2008.5.18
Sフェザー新王者に矢代
 WBA世界ライト級王者に挑戦する小堀佑介(角海老宝石)が返上したベルトを懸けた日本スーパーフェザー級王座決定戦が17日、超満員の後楽園ホールで行われた。
 同級1位・森田陽久(新日本仙台)VS同級2位・矢代義光(帝拳)によるサウスポー同士の戦いは、序盤から矢代がジャブで距離を測り左ストレートを的確に森田にヒット。森田も矢代のジャブを見極め、打ち終わりに左を合せる戦法をとったが、手数が乏しく矢代有利のラウンドが続いた。そして5R、1Rに矢代の左ストレートで負傷した森田の右目上の傷が広がり医師が試合続行を断念。5R2分56秒、レフェリーが試合をストップした。試合は、有効打による負傷のため矢代がTKO勝ちで新王者に輝いた。
 無敗のまま日本王者まで登りつめた矢代は、試合後の勝利者インタビューで「沢山の方の応援でベルトを巻くことができました。皆さんに恩返しが出来て嬉しい」と喜びを語った。