[試合後談話]2023.6.4
ライト級には俺もいる!
KO決着!
 日本ライト級10位の齋藤眞之助(27=石川ジム立川)が4日、アリーナ立川立飛で開催された「TACHIHI Presents GENKOTSU vol.7」のセミファイナルに出場。スーパーライト級8回戦で、元日本ランカーの池田竜司(28=T&H)と対戦した。
齋藤眞之助(石川ジム立川)がKO勝ち!
 試合が大きく動いたのは2回。池田が左フックでダウンを奪った。ポイントを取られた齋藤だったが、ジャブからワンツー、さらに右カウンターで挽回。池田もプレスをかけて一進一退の攻防を繰り広げた。6回、齋藤の左フックが冴えわたる。疲れが見える池田を攻め立てると、7回に左フックでグラつかせ、最後は右ストレートでレフェリーストップに持ち込んだ。
「自分のペースを崩さずに戦った」
 再起戦を飾った齋藤は「ダウンしたパンチは見えなかった。効いてはいなかったので、焦らず自分のペースを崩さずに戦うことを心掛けた」と話すと、「いつもは相手を見てしまうところがあるが、攻めるべきところで仕留めることができて良かった」と納得の表情を浮かべた。
石川久美子会長と頂点を狙う
 ランキングの座を守った齋藤は「自分のボクシングがどこまで通用するのか。チャンスがあるなら挑戦したい」と、日本ライト級王者の仲里周磨(26=オキナワ)が持つ王座を狙う。
「左フックは手応えがあったが…」
 一方、ダウンを奪うも敗れた池田は「(ダウンを奪った)左フックは手応えがあったが、左腕を痛めてしまった。左フックが効いた。最後は手を出さなかったので、ストップは仕方がない。この試合に懸けていたが…」と唇を噛んだ。