[前日計量]2023.6.3
菊池真琴vs藤原茜! 女子の意地がぶつかる!
ベルトはどちらの手に?
 OPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王座決定戦の前日計量が3日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、OPBF女子バンタム級王者の菊池真琴(36=石川)と日本女子フェザー級1位の藤原茜(35=ワタナベ)が計量に臨んだ。

 試合は、明日(4日)、アリーナ立川立飛で開催される「TACHIHI Presents GENKOTSU vol.7」のメインイベントで行われ、石川ジム立川公式YouTubeチャンネルで、全試合ライブ配信される。
「しっかりと形で応える」
 OPBF王座2階級制覇を狙う菊池は、スーパーバンタム級リミットを500g下回る54.8kgでクリアした。菊池は、今年1月に石川ジム立川に移籍。男子選手との対人練習が増えたことで「パワーで負けないように」とフィジカルトレーニングを取り入れて、パワーアップを図った。

 移籍初戦でメインイベンターを務める菊池は、「いきなりメインにしてもらって、ジムには感謝している。しっかりと形で応えたい」と意気込んだ。
「倒しにいく」
 「ガードが固くて、打ち終わりを狙ってくる」と、拳を交える藤原を警戒。その上で「手数とパワーで上回る。倒しにいきます!」とKO奪取を誓った。
初のサウスポーとの対戦
 一方、これが3度目のタイトル挑戦の藤原は、リミットちょうどの57.1kgで秤を降りた。キャリア初のサウスポーとの対戦を迎えた藤原は「最初は慣れなくて苦労したが、今はかなり慣れてきた」と手応えを掴んでいるようだ。
「丁寧に戦う」
 「予期せぬことも起こると思うが、焦らずにいつも通り丁寧に戦う。やることをやって勝つだけ。明日は明確な内容で勝つ」とタイトル獲得に静かに闘志を燃やした。
石川ジムYouTubeチャンネルでライブ配信