[前日計量]2023.5.24
タイ遠征の3選手が計量をパス!
古川夢乃歌(山木)が地域王座に挑む
 元WBA(世界ボクシング協会)アトム級王者で、日本女子ミニマム級1位の古川夢乃歌(29=山木)が24日、タイ・バンコクで前日計量に臨んだ。

 古川は、明日(25日)、ワッサナ・カームデー(34=タイ)と空位のWBC女子インターナショナル・ミニマム級王座を争う。
「もう一度世界へ」
 古川は、ミニマム級リミットを300g下回る47.3kg、ワッサナは、500gアンダーの47.1kgでパスした。

 昨年6月に5年ぶりにカムバックし、復帰3戦目で地域王座に挑む古川は「セニエア・エストラーダ(米/WBA・WBC女子世界ミニマム級統一王者)に挑戦することが目標なので、そのために、このタイトルは絶対に必要だと思っている。必ずベルトを獲って、もう一度世界に挑みたい」と意気込んだ。
「勝って世界に進む」
 WBC世界アトム級9位の石川海(39=山木)は、WBC女子インターナショナル・アトム級王座をかけて、ニチナート・プラブプレン(23=タイ)と対戦する。

 石川は「このベルトは私が持っていた物なので、もう一度獲って世界挑戦したい」と必勝宣言した。
復活を目指す!
 2021年度全日本スーパーフライ級新人王の篠田将人(26=野口)は、53.0kg契約6回戦で、タニャパット・シーハナン(25=タイ)と拳を交える。両者とも、契約体重の53.0kgで秤を降りた。

 計量後、篠田は「昨年は結果を出すことができず、悔しい1年だったので、明日はしっかりと勝って、一気にA級に駆け上がりたいと思います!」と復活を誓った。