[前日計量]2023.5.19
京口紘人が復活宣言!
京口紘人(ワタナベ)が再起戦
 前WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王者の京口紘人(29=ワタナベ)が19日、墨田区総合体育館で前日計量に臨んだ。

 京口は、明日(20日)、同会場で開催される「DANGAN259」のメインイベント・フライ級10回戦で、ローランド・ジェイ・ビエンディーマ(27=比)を迎えて再起戦に臨む。

 試合の模様は、動画配信サービス「BOXING RAISE」で全試合無料ライブ配信される。
フライ級転向初戦
 フライ級転向初戦を迎える京口は、リミットを100g下回る50.7kgでクリアした。計量後に囲み取材に応じると、「フライ級に上げたが、体が大きくなった分、(体重の)落とし幅は変わらない。減量は楽ではなかった。それでも万全に仕上がった」と、順調なコンディションをアピールした。
結婚後初試合。良い内容で勝つ。
 今年1月には、TikTokやインスタグラムで活動するインフルエンサーの亜希夫人と結婚。計量後にはアスリートフードマイスターの資格を持つ亜希夫人が作った「鶏雑炊」で体力の回復に努めた。

 昨年11月に行われた寺地拳四朗(31=BMB)戦以来のリングだ。「欲を言えばKOだが、それよりも良い内容で勝つ。テーマは『勝つこと』」と、世界3階級制覇に向けて存在感を示す。
「ベストを尽くす」
 拳を交えるビエンディーマは、300gアンダーの50.5kgで秤を降りた。計量後には、焼肉弁当を一気に平らげて空腹を満たした。「相手は強いが、その分モチベーションは高い」と前世界王者をリスペクト。「明日はベストを尽くす」と意気込んだ。