[前日計量]2023.5.13
ユース王座を懸けて4年半ぶりに再戦
三重で熱戦の予感!
 日本ユース・バンタム級王座決定戦の前日計量が13日、三重県津市内のホテルで行われ、日本フライ級15位の中村淳希(23=市野)と安西蓮(22=名古屋大橋)が計量に臨んだ。

 試合は、明日(14日)、メッセウイングみえで開催される「RealFight.8」のメインイベントで行われ、YouTube「sakanaチャンネル」で全試合ライブ配信される。
中村淳希(市野)53.2kg
 「ベストコンディションに仕上がった」と、仕上がりの良さを強調したのは中村。約4年半ぶりに安西と対峙して「もっと身長が低いと思っていたが、同じくらいだったので、自分としては戦いやすい」と印象を語った。

メインイベンターとしてしっかり勝つ

 中村が地元のリングに上がるのは3戦目以来、4年1ヶ月ぶりだ。「メインイベンターなので、しっかりと勝って自主興行を締める。スピードとテクニックの差を見せて、チャンスが来たら冷静に仕留めきりたい」とベルト奪取を誓った。
安西蓮(名古屋大橋)53.4kg
 拳を交える安西は「中村選手と対面して『やってやる』と燃えた。前回は引き分けだったので、白黒つけたい」と言葉に力を込めた。この試合に向けて大阪で出稽古をするなど、140ラウンドのスパーリングを消化した。

ジム初の王者へ

 かつて名古屋大橋ジムに所属していた日本スーパーライト級王者の藤田炎村(27=三迫)が、ゴールデンウィークにベルトを持って挨拶に来た。藤田から激励を受けたという安西は「どんな展開になっても、自分が勝つ」と、ジム初のチャンピオンに闘志を燃やした。