[ニュース]2011.10.21
リナレスは再戦要請
15日に行われたリナレスvsデマルコ
 15日(日本時間16日)、米国ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われたWBC世界ライト級王座決定戦で、アントニオ・デマルコ(メキシコ)に11回逆転TKO負けを喫したホルへ・リナレス(帝拳)が、デマルコとの再戦を希望している。  
 リナレスの米国でのプロモートを担当するゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)のリチャード・シェーファー氏は「全般をとおしてホルヘが支配していた試合。顔面からの出血がストップに影響を及ぼした可能性が極めて高い。直接の再戦を望む」と話している。
 フレディ・ローチ・トレーナーも同じ意見で「彼(リナレス)は勇敢に戦った。4カ所をカットしたけれど、レフェリーが言うようにパンチで切れたとは思わない。スコアカードで勝負を決めるべきだったと思う」とコメントしている。
 WBCのライト級は1位にデマルコ、2位にリナレス、そして3位にはユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)がランクされていたが、これでガンボアが最上位に名を連ねることは間違いないところ。さらにスーパーライト級王者エリック・モラレス(メキシコ)も階級を下げて5階級制覇に意欲を燃やしていることから、こちらも今後の動きが注目される。