[試合後会見]2023.4.16
但馬ミツロが東京初見参!
但馬ミツロ(KWORLD3)が魅せた!
 日本ヘビー級王者の但馬ブランドンミツロ(28=KWORLD3)が16日、代々木体育館第二競技場で開催された「3150FIGHTvol.5」で、ナビーン・バーマ(28=インド)と対戦した。

 5戦目で初めて東京のリングに上がった但馬が「3150FIGHT」の舞台で、どのようなパフォーマンスを見せたのかーー。
5試合連続初回KO勝ち!
 今回も但馬が速攻で倒した。ガードを固めながら距離を潰すと上下に打ち分けて右オーバーハンドでダウンを演出。再開後、但馬はプッシュしながらブンブンと振り回して右フックでダウンを追加するとロープに詰めてレフェリーストップに持ち込んだ。
「初回でイケると思った」
 まず作戦面から語ってくれた。「今日は2、3ラウンドで倒すつもりだったけど、直前に、行けるなら早いラウンドでもと切り替えた。実際に拳を合わせたら、1ラウンドでも行けると。今まで1ラウンドで倒れたことのない相手を、3度もマットに沈められたことは、成果ですね」と胸を張った。
「新しい風を吹かせる」
 本日、イギリスで中国のジレイ・ジャン選手がアジアでは初の(中央アジアを除く)ヘビー級世界チャンピオンになったことを受け、「ジャンは39歳。自分にもやれるという自信につながった」と言い、「今までの日本人ヘビー級選手にはない、テクニックとスピードを見せて、ボクシング界に新しい風を吹かせたい」と、先を見据えて逞しい言葉を伝えてくれた。
「パンチが強かった」
 会見場に姿を見せたバーマは、「相手のパンチが強かった」と但馬に脱帽という感じだった。