サウスポーのロドリゲスは、初回開始からプレッシャーかけていくと、ゴンザレスは足をつけて右ストレートを伸ばす立ち上がり。その後も、序盤戦はロドリゲスが詰めては左ストレートを直撃させるなど、ペースを掴んだ。対するゴンザレスもスイッチを織り交ぜながら、プレスを掻い潜っていく展開で終盤に入った。11回、ゴンザレスのジャブでロドリゲスがバランスを崩し、マットにグローブをつけるも、レフェリーはスリップの判定。ロドリゲスは、強烈なパンチを上下に打ち分け、ラウンド終わりにラッシュを仕掛けて、最後まで攻め込み試合は終了。3-0(118-110、117-111、116-112)の判定で、ロドリゲスが勝利、2階級制覇を達成した。

　KO勝利は逃すも最後まで攻め続け、改めてそのポテンシャルを見せつけたロドリゲスの戦績は、19戦19勝(11KO)。敗れるも随所に良い動きを見せたゴンザレスは、18戦15勝(5KO)3敗とした。