[前日計量]2023.3.31
いよいよ日本フライ級王座決定戦!
ベルトを手にするのは、どっち?
 日本フライ級王座決定戦の前日計量が31日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)事務局で行われ、「第1回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインイベントで対戦する、同級1位の山内涼太(28=角海老宝石)と7位の永田丈晶(25=協栄)が顔を合わせた。
永田丈晶(協栄)50.8kg

 50.8リミットで計量をクリアした永田は、「めちゃめちゃいい感じで、コンディションを作れた。プロで4戦やってきたが、(これまでは)序盤から自分の展開に持って行けた」と、最高のコンディションで明日のタイトル戦に臨む。プロ5戦目でタイトル戦ができることに「早かった。しっかり行きたい」と笑顔で必勝宣言。スパーリングも160ラウンドを数え、寺地拳四朗(31=BMB)とも10ラウンドを含め、50ラウンド拳を交えた。

内田洋二トレーナーもスタミナに太鼓判
 アマチュア時代からプロ向きだったと話した内田洋二トレーナーも「拳四朗選手からも15ラウンドの方がいいんじゃない」と声をかけられたほど、スタミナに絶対の自信を示した。明日は「パンチ力がある」と警戒する山内との大一番に体力勝負で挑む。
山内涼太(角海老宝石)vs永田丈晶(協栄)
 永田と同様にリミットぴったしの50.8キロで計量をクリアした山内は「自分のパンチを受けたことがないんで、(自分のパンチ力は)わかんない。人とやって、硬いとか、あると言われる。ダウンを取ったり倒して勝てば、パワーを見せられる。勝てば、なんでもいい。倒せたら最高」と必勝宣言。角海老宝石ジムの会長に用意してもらったという「おじや」を食べながら笑顔を見せた。

 
山内涼太(角海老宝石)50.8kg
 自身の耐久力に関しての質問には、中谷潤人(M・T)戦を引き合いに「あんなに打たれることはないと思う」と述べ、ボクシングの試合のビデオを視聴中に、同門の小國以載(角海老宝石)から「あの選手の3倍打たれてたよ」と、その試合で打ち込まれていた一方の選手以上に打たれていたことを知ったと、自身のタフネスに自信を示した。