[海外試合結果]2023.2.19
WBAフェザー級戦ウッドvsララ
ウッドvsララ

 WBA(世界ボクシング協会)フェザー級王者リー・ウッド(34=英)が18日(日本時間19日)、自身の地元、英国ノッティンガムのノッティンガム・アリーナで、同級10位のマウリシオ・ララ(24=メキシコ)を迎えて2度目の防衛に臨んだ。

ララが逆転TKO勝利で世界獲得

 地元ファンの大声援で迎えられた王者ウッドだったが、初回にバッティングで左瞼をカット。挑戦者のララが、ボディを狙って攻めるのに対し、ウッドは右強打を打ち込んでペースを掴んだ。中盤も右ストレートを有効に使ったウッドだったが、7回、ララが撃ち合いの中で左フックを顎に直撃させると、ウッドは背中からバタンと倒れた。なんとか立ち上がったウッドだったが、ダメージを考慮して、セコンドがタオル投入で終了。ララが7回2分54秒TKO勝利で、世界初載冠を果たした。

 アウェイで初の世界王座まで勝ち上がったララの戦績は、29戦26勝(19KO)2敗1分。優勢に試合を進める中で、1発のパンチに泣いたウッドは、29戦26勝(16KO)3敗とした。