WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級2位の亀田和毅(31=TMK)は、2月25日(土)、大阪ATCホールで開催される「牛カツ京都 勝牛PresentsTMK BOXING GYM.1」のメインイベント、56.0kg契約10回戦で、同級13位のルイス・カスティージョ(26=メキシコ)を迎えて世界前哨戦に臨む。

　WBAの指名挑戦権を持つ和毅は、昨年7月に元WBCラテンアメリカ同級王者のウィリアム・エンカナーシオン(ドミニカ共和国)に4回KO勝ちで、存在感をアピール。2冠王者のムロジョン・アマダリエフ(28=ウズベキスタン)への挑戦を待つ。世界王座奪還のカウントダウンの中、あえて世界ランカーを選び、拳を交える。

　この試合に向けて、WBC・WBO世界バンタム級1位ジェイソン・モロニー(オーストラリア)を招聘し、スパーリングで調整。確かな手応えを掴んでいるようだ。そして、スーパーバンタム級に転級してきた井上尚弥(29=大橋)への思いも聞いた。