[試合後談話]2023.1.29
京都決戦! ダウン応酬の大激戦!
合計4度のダウン!
 2019年全日本ライトフライ級新人王の表祥(28=SFマキ)と日本ミニマム級7位の伊佐春輔(24=川崎新田)が29日、京都KBSホールで開催された「SHOW DOWNin京都」のメインイベント、ミニマム級8回戦で対戦した。

 試合は、初回から大きく動いたーー。
伊佐春輔(川崎新田)がTKO勝ち
 初回、伊佐が右カウンターでダウンを奪う、絶好のスタート。後手に回った表だが、2回に右ストレートをねじ込み、倒し返した。4回には右カウンターでダウンを追加し、ポイントで引き離した。5回、接近戦に持ち込んだ伊佐は、ショートパンチで反撃に出ると、7回にワンツーで2度目のダウンを演出。再開後、パンチをまとめて試合を終わらせた。
デビュー戦以来のKO勝ち
 敵地で価値のある勝利を挙げた伊佐は「2ラウンドの途中から右足がつってしまったので、作戦を切り替えて、頭を振りながら打ち合いに臨んだ。このままでは(採点)厳しいと思いながら戦っていた。倒すことは考えていなかったが、KOで勝てて良かった」とデビュー戦以来となるKO勝ちに胸を張った。
「日本チャンピオンを目指す」
 「知人に、この色が雰囲気が良いからと言われたので」と、パープルにカラーリングしてリングに上がった伊佐。ここ数戦は試合毎に髪の色を変えている。

 「少しずつランキングを上げていき、日本王座を目指す」と抱負を語った。
採点表