[ニュース]2011.10.10
マレスとアグベコが再戦へ
 IBF世界バンタム級王者アブネル・マレス(メキシコ/米)と前王者ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)の再戦が12月3日、米国カリフォルニア州アナハイムで行われることになった。  
 両者は今年8月、「バンタム級最強決定トーナメント決勝戦」としてマレスがアグベコの持つIBF王座に挑戦するかたちで対戦。マレスが初回と11回にダウンを奪い2対0の判定勝ちを収めたが、11回のダウンがローブローによるものだったため試合後に紛糾、今回の再戦が決まった。
 11月28日に26歳になるマレスは23戦22勝(13KO)1分。3度目の戴冠を狙う31歳のアグベコは31戦28勝(22KO)3敗。
 この日はバンタム級ダブルタイトルマッチとなる予定で、ゴールデンボーイ・プロモーションズ傘下となったWBAのスーパー王者、アンセルモ・モレノ(パナマ)に元王者ビック・ダルチニャン(アルメニア/豪)が挑戦することになっている。
 一時期、“休養王者”扱いになると伝えられたモレノだが、最新のランキングではスーパー王者扱いのままとなっている。この26歳のサウスポーは33戦31勝(11KO)1敗1分。レギュラー王座時代から数えると9度目の防衛戦となる。35歳のダルチニャンは41戦37勝(27KO)3敗1分。