[フライ級]2023.1.15
フライ級に動きあり! いよいよ幕開け!
木村翔(花形)

 元WBO世界フライ級チャンピオン木村翔(34=花形)が、タイの首都バンコクで今月25日(水)、フライ級のWBAインターナショナルタイトルマッチに臨む。対戦相手は、ウラン・トロハツ(29=中国)。この試合を皮切りに、今年のフライ級世界戦線が幕を開ける。

WBA世界フライ級タイトル戦

 日本時間の29日(日)には、英国ロンドンで、WBA世界王者のアルテム・ダラキアン(35=ウクライナ)が、挑戦者にデビット・ヒメネフ(30=コスタリカ)を迎えて防衛戦を行う。

ジェシー・ロドリゲス・フランコ(米国)

 WBOも注目を集めている。昨年の大晦日にWBO王者の井岡一翔(志成)とスーパーフライ級2団体統一戦で対戦したジョシュア・フランコ(27=米国)の弟で、WBCスーパーフライ級王座を返上したジェシー・ロドリゲス・フランコ(22=米国)は、4月8日(土)、米国テキサス州サンアントニオで、WBO世界フライ級王座決定戦のリングに上がる。対戦相手は、同2位のクリスチャン・ゴンザレス(23=メキシコ)で、”ネクストモンスター”の一人に挙げられる中谷潤人(24=M・T)が、昨年返上したベルトを競うことになる。

ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
 日本タイトルを返上して、世界のトップ戦線入りを目指すユーリ阿久井政悟(27=倉敷守安)の動向も要チェック。世界前哨戦となるフライ級10回戦が、2月4日(土)に後楽園ホールで開催されるダイナミックグローブのメインイベントにセットされた。対戦相手のジェイソン・バイソン(24=フィリピン)は、ライトフライ級のOPBFランカーだが、世界を目指す上で、試金石となる世界水準の選手。お見逃しなく!