[試合後談話]2022.12.31
伊藤沙月が笑顔で年越し。
伊藤沙月(志成)

 スーパーフライ級に下げて、世界を目指す伊藤沙月(31=志成)が31日、東京・大田区総合体育館でワッサナ・カームデー(34=タイ)と対戦した。今年7月にプロデビューした伊藤にとって、この大晦日の試合がプロ2戦目。試合前には、KO決着にも興味を示していたのだがー。

2022年は大晦日に勝ち納め!

 KO勝利を目指すとした伊藤が、勝負を決めたのは4ラウンド。距離を詰めてワンツーでダウンを奪うと、立ち上がったワッサナにパンチをまとめて、レフェリーストップを呼び込んだ。

宣言どおりに倒して勝った!

 試合後、伊藤は「倒したパンチに手応えはなかったが、パンチ力は上げてきたから、KOで勝つ予想はしていた。トレーナーと話し、自分のパンチ力、リーチを活かすために、一つ階級を下げた。食事も見直し、(体重は)落としたから動きやすかった」と試合を振り返った。

来年はさらに跳ねる!

 「今年は、デビューに準備がかかったが、自分のやって来たことを信じた。来年はパンチを磨き『伊藤といえば″コレ″という武器をつくる』。タイトルにも挑戦できるので、徐々に上げていきたい」と来年の抱負を語った。

伊藤沙月(志成)