収録後、囲み取材に応じた村田は「本当にあっという間だった。王座統一戦など、ビッグマッチが多くて(ボクシングにとって)良い流れになったのでは」と今年を振り返り、盛り上がりを見せた日本ボクシング界を総括した。

　「こんなにボクシングの練習をしていないのは初めて」と、今年4月のゴロフキン戦以降、ジムワークは再開していないようで、「2～3年前のような、すごく前のことに感じる」と語った。

　村田は、12月11日(日)～14日(水)まで、米国フロリダ州で開催されたWBA(世界ボクシング協会)創立100周年記念総会に出席。ギルベルト・メンドーサWBA会長から「引退するにしても続けるにしても、君のことを誇りに思う」と声をかけられたという。

　収録で、今年1年間で行われた数々のビッグマッチを見た村田は「やる、やらないは置いておいて」と前置きした上で、「もっと自信を持ってやればとか、こういう練習を取り入れてみたら強くなれると、そう感じた。(辞めるには)勿体ない気持ちもある。悩ましく思う」と揺れる心境を明かした。現役続行か否か、答えを出すのはまだ先になりそうだ。


WOWOW番組情報

WOWOWエキサイトマッチ～世界プロボクシング 2022年総集編

放送日:12月26日(月)午後9時～

ゲスト:村田諒太