[試合後談話]2022.12.11
来年はタイトルを目指す下町俊貴に注目!
下町俊貴(グリーンツダ)

 WBO-APフェザー級5位の下町俊貴(26=グリーンツダ)が11日、エディオンアリーナ大阪で開催された「HI Cpresents CRASH BOXING vol.27」のメインイベントで、OPBFフェザー級3位のジョー・サンティシマ(26=比)と、フェザー級10回戦で対戦した。

期待のサウスポーに注目。
 パワーで押してくるジョーを相手に、ジャブと左ストレートを丁寧に突いて、ポイントアウトした下町が、大差判定勝利で、今年最後のグリーンツダ興行を締め括った。
落ち着いた試合運びでファンを魅了
 試合後の会見で「序盤にボディを受けて効いたので、しっかり急所をガードした」と振り返った下町。「相手のパワーがなければ、前でガードして打とうと思っていた」と、リングで相手と対峙してから、試合の組み立てを変えて、試合に臨んだことを明かした。

 

スーパーバンタム級を主戦場にタイトルを目指す
 落ち着いた試合運びが印象的だったが「ジャブを当てられた。右利きなので、コントロールして、左はおまけ」と勝因を語った。
来年は勝負の年。
 会見に同席した本石昌也会長は「ジャブからロング」と指示を出したことを明かし、「作戦を実行できた。作戦通り」と、この日の下町の戦いに笑顔を見せた。

  実力者を相手に完封勝利したことで、来年の展望も広がった。「OPBF、日本でもWBO-APでも、タイトルを取りにいきい。スーパーバンタム級が希望」とし、フェザー級という選択肢もキープしつつ、来年勝負に出る。