[海外試合結果]2022.12.11
ロペスがNYのMSGでスーパーライト級2戦目
ロペスがメイン

 10日(日本時間11日)、米国・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで、元世界ライト級4冠統一王者テオフィモ・ロペス(25=米)を始めとするトップランク社、期待の若手達が一挙に登場。

 ロペスは、自身が保持するWBO(世界ボクシング機構)インターナショナル・スーパーライト級タイトルの初防衛戦で、WBO同級6位のサンドル・マルティン(29=スペイン)を迎え撃った。

ロペスが判定勝利
 初回から積極的にプレスを仕掛けたロペスだったが、2回に波乱が待っていた。ロープ際に追い込んだロペスに、マルティンが右を合わせて、スリップ気味のダウンをゲット。ダメージのないロペスは、中盤も圧力を強めるが、マルティンがリングを広く使って、アウトボクシングを展開。ロペスは攻めあぐねる中、マルティンも時折ボディにパンチを打ち、ペースを奪いにかかった。試合は最終10回まで進み、最後までロペスがマルティンを捉えきれずに終了。判定は1者が95-94でマルティン、2者が96-93、97-92で、ロペスの2-1判定勝利となった。

 試合後、マルティンと言い争いになるなど、評価を上げる試合とならなかったロペスの戦績は、19戦18勝(13KO)1敗。ダウンを奪うも、勝ち切れなかったマルティンは、43戦40勝(13KO)3敗とした。