[前日計量]2022.11.28
東日本協会主催のオール4回戦+JCLテストマッチ
JCLに出場の赤城凱(17)

 東日本ボクシング協会主催のオール4回戦興行の前日計量が28日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われた。プロボクサーの試合の機会を増やすために開催される、セレス小林協会長の肝いりイベントは、後楽園ホールで行われる。

 ボクサーの裾野を広げるための試みとしても、注目を集めているが、明日の第一試合と第二試合は、JCL(ジュニア・チャンピオンズ・リーグ)のテストマッチも行われる。プロボクシングの興行で、プロボクシングジムで練習しているジュニア世代の試合が組み込まれるのも初めての試み。JCLの射場哲也委員長は、「今回は、テストケースとして、レフェリーとジャッジもプロの試合と同様に、JBCの協力を取り付けることができました」と報告した。

JCLのテストマッチも同時開催

 明日のテストマッチに出場する4選手の内、3選手は高校に通っているため、前日計量は、それぞれのジムで行い、ビデオ撮影したものを見て確認することとなる。

 高校には通わず、家族のもとを離れ 、REBOOT.IBAジムの手伝いをしながら、プロボクサーを目指している赤城凱(17)は、JBCで計量を終えた。

 計量後に赤城は「すごく緊張している。プロの試合と同じ舞台で勝ちたい」とやや緊張した様子で取材に答えた。将来の目標は、世界チャンピオン。「格闘技をやりたかったが、不器用なので、拳だけのボクシングを選んだ。父もボクシングが好きなので、その影響もあると思います」と、大好きなボクシング漬けの毎日に目を輝かせた。