[試合後会見]2022.11.27
但馬ミツロ! 34秒!
但馬ミツロ(KWORLD3)の初防衛戦
 日本ヘビー級王者の但馬ブランドンミツロ(28=KWORLD3)が27日、大阪176BOXで開催された「3150FIGHT SURVIVALvol.3」のメインイベントで、ナタポン・プランピマーイ(タイ)を迎えての初防衛戦に臨んだ。

 前日計量で「目を離さないでほしい」と語った但馬。有言実行となったのかーー。
一撃で仕留めた!
 ファーストコンタクトで決着が着いた! ゴングが鳴って距離を詰めると「狙っていたわけではなく、自然と出た」と右ストレートでダウンを演出。前のめりに倒れたナタポンに10カウントを聞かせた。但馬が、わずか34秒でキャンバスに沈めた。
ダメージなく終わらせた
 汗ひとつかかず、会見場に現れた但馬は「1月6日に試合が控えているので、初回KOでノーダメージで終わらせることがテーマだった。ダウンを奪ったパンチは、手応えはなかったが、相手の目を見たら瞳孔が開いていたので、終わったと思った」と涼しい顔で試合を振り返った。
「明日から練習を再開する」
 3戦全勝(3KO)とした但馬だが、現状にはまだまだ満足はしていない。「この戦績では、まだ世界ランカーに興味を持ってもらえる状況ではない。もっとキャリアを積みたい。強豪選手のキャンプに参加したい。そうなるようにもっと強くなる」と冷静に語った。

 「1月6日(3150FIGHT)も盛り上げていく。明日から練習を再開したい」と休むことなく走り続けていく。
亀田興毅ファウンダー
 亀田興毅ファウンダーは「ミツロはまだ3戦しかしていないが、すべて初回KO。とにかくキャリアを積ませていきたい。来年は、年3回開催の3150FIGHTに加えて、海外での試合や3150FIGHT SURVIVALも含め、1年で最低6試合させる。7~8試合させることも考えている」と今後の育成プランを明かした。