[ニュース]2011.10.2
衝撃の全米デビュー!
ソトのダウンシーン
 2日(現地時間1日)、米国ネバダ州ラスベガス・MGMグランドガーデンホテル&アリーナで行われたWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ、王者ローマン・ゴンザレス(帝拳/ニカラグア)VS挑戦者オマール・ソト(メキシコ)の12回戦。
 "小さな巨人"ゴンザレスにとっては念願の米国初上陸であり、保持するWBA世界ライトフライ級王座3度目の防衛戦となった。
 試合は挑戦者ソトがジャブの刺し合いを仕掛けるが、王者ゴンザレスの左ボディ・右ストレートが早くも打ち込まれる。そしてMGMグランドガーデンの観衆は、王者ゴンザレスの強打を目の当たりにするのであった。
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 序盤2R、ソトは果敢にワンツー・左右ボディで攻め込むが、王者はブロッキングから素早いリターンとなる、左アッパー・右ストレート・左アッパーの必殺コンビネーションで挑戦者の顔面を打ち抜く。この3連打にソトは堪らずキャンバスにダイブ、立ち上がることはできず、10カウントが数え上げられた。
 ゴンザレスが強打を爆発させ、危なげない試合運びでソトを粉砕、WBA世界ライトフライ級王座V3を成し遂げた。
 "小さな巨人"ローマン・ゴンザレスは、圧倒的な強さを見せつけ、帝拳ジムが誇る世界王者として"スピードキング"西岡利晃と供に、衝撃の全米デビューを果たした。
 現在、世界2階級制覇王者としてWBA世界ライトフライ級王座に君臨するゴンザレスであるが、米国のリングでさらなる複数階級制覇を懸けた戦いの幕が上がった。