[海外前日計量]2022.11.19
WBAクルーザー級戦グラミリアンvsエゴロフ前日計量
グラミリアンが地元で世界戦

 WBA(世界ボクシング協会)クルーザー級スーパー王者のアンセル・グラミリアン(35=フランス)が19日(日本時間20日)、フランス・アルプ=マリティムのル・カネ ラ・パレストルでV4戦を決行する。その前日計量を18日に行い、挑戦者のアレクセイ・エゴロフ(31=ロシア)と秤の前で対峙した。

グラミリアンvsエゴロフ

 クルーザー級リミット90.7kgを、王者グラミリアンは、 900gアンダーの89.8kgでクリア。挑戦者エゴロフは、1.1kg軽い89.6kgで秤を降りた。

 グラミリアンは、2018年3月に暫定王座決定戦で、リャド・メルウィー(29=ベルギー)を相手に11回TKO勝利して、世界初載冠。その後スーパー王者に認定されると、通算3度の防衛に成功した。今回の試合は、2019年12月以来約3年ぶりのリングとなる。

 アルメニア出身で、フランスに帰化したグラミリアンが対するのは、元欧州選手権ヘビー級優勝経験もあるエゴロフ。ここまで11戦全勝(7KO)のキャリアを誇り、今回が世界初挑戦となる。