[ニュース]2011.10.1
ホリィ、12/17に世界挑戦か
 ヘビー級で4度の戴冠実績を持つイベンダー・ホリフィールド(米)が12月にWBA世界ヘビー級王者アレクサンデル・ポベトキン(英)に挑戦するプランが進行している。すでに海外のメディアのなかには「12月17日、スイスのチューリッヒで挑戦」と報じているところもある。  
 10月19日で49歳になるホリフィールドは、84年のロサンゼルス・オリンピックでライトヘビー級銅メダル獲得後にプロ転向。クルーザー級に続いてヘビー級も制覇した。戦績は57戦44勝(29KO)10敗2分1無効試合。仮に試合が12月17日に行われ、ホリフィールドが戴冠を果たすとなると49歳1カ月での世界王座獲得となり、バーナード・ホプキンス(米)が今年5月に樹立した46歳4カ月の史上最高齢戴冠記録を大幅に更新することになる。
 一方のポベトキンは32歳。こちらは04年のアテネ・オリンピックのスーパーヘビー級金メダリストで、プロ戦績は22戦全勝(15KO)。3団体王者のウラジミール・クリチコ(ウクライナ)がWBAのスーパー王者に昇格したのにともない、8月に王座決定戦を経てレギュラー王者になったばかり。これが初防衛戦となる。