ライト級で、世界を目指す両者による頂上決戦を2日後に控える中、吉野は「この試合に勝った方が、世界につながる。冷静さを保って、コンディションを作れば勝てる。自分を信じて、最終ラウンドは打ち合いになるので、打ち負けず打ち勝ちたい」と、国内最強をアピールする試合に向けて、気持ちを込めた。明日、前日計量を迎えるが、「減量は大丈夫なので、今日は休みます。目の前の試合に集中したい」と調整が上手くいったことを伝えた。

　この日、アメリカのリングで、約10ヶ月ぶりの試合に臨んで、判定勝利を収めた世界最高峰に君臨するワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とも対戦した経験を持つ中谷は「簡単な相手ではない。しんどい試合展開になっても、しっかり戦えるようにしたい。しっかり、自分のボクシングをしたいと思います」と述べると「勝った後のことは、勝った後に考えます」と目の前の試合にだけ集中。リミットまで1キロと、体重調整も予定通りに進んでいることを明かすと「軽く動いて」明日の前日計量に臨むとした。