まずはトップランク社が次期チャンピオンと期待を寄せるスーパーライト級の強打者マイク・アルバラード(米)が登場する。対戦相手はブレイディス・プレスコット(コロンビア)。このプレスコットは、いまをときめくWBA世界スーパーライト級王者アミール・カーン(英)に1回KO勝ちを収めている強打者である。31戦全勝(22KO)のアルバラードと、27戦24勝(19KO)3敗のプレスコット。スリリングな打撃戦が展開されそうだ。
　もう一試合はスーパーフェザー級のランカー対決、19戦全勝(15KO)のルイス・クルス(プエルトリコ)と、長谷川穂積(真正)と激闘を展開したファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ=28戦27勝19KO1敗)の10回戦。近い将来の世界チャンピオン候補として注目を浴びるクルスが、長谷川戦後2連勝と復調しているブルゴスとどう戦うのか、こちらも注目の一戦だ。