[意気込み]2022.10.13
セルバニアが復活宣言!
ゼネシス・カシミ・セルバニア(カシミ)
 元WBO(世界ボクシング機構)フェザー級1位のゼネシス・カシミ・セルバニア(31=カシミ)は、10月25日(火)、後楽園ホールで開催される「NTTフェニックスバトル93」で、元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王者の岩佐亮佑(32=セレス)と、フェザー級10回戦で対戦する。

 2017年9月、米国で当時のWBO世界フェザー級王者のオスカル・バルデス(メキシコ)に挑戦したが、判定負け。その後、勝ち負けを繰り返しながらチャンスを探ってきた。

 石川県金沢市のカシミジムに所属するセルバニアは、この試合に向けて、母国フィリピンでスパーリング合宿を敢行。元世界王者を撃破して再浮上を狙う。所属ジムを通じて、セルバニアからコメントが届いた。
フィリピンでスパーリング合宿
 サウスポーが多いオメガジムで連日、岩佐対策に全力を注いでいる。「(岩佐は)ジャブとカウンターが良い。特にカウンターに気をつけなければいけない」。
初の後楽園ホール登場
 次戦で38戦目を迎えるセルバニアだが、意外にも後楽園ホールのリングに上がるのは初めてだ。しかし、これまで様々な場所で戦っているセルバニアにとっては、さほど気にならないらしい。
「勝って世界へいく」
 「もう一度、世界の舞台に戻るための大事な一戦」と、この試合の位置づけを示したセルバニア。「とにかく、勝ちにこだわる」と勝利を誓った。