[帰国]2022.10.4
中谷潤人が米国でパワーアップ!
2ヶ月の米国合宿を終えた
 WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者の中谷潤人(24=M・T)が4日、合宿先の米国ロサンゼルスから帰国した。

 中谷は、11月1日(火)にさいたまスーパーアリーナで、WBO世界スーパーフライ級3位のフランシスコ・ロドリゲスJr(29=メキシコ)と、スーパーフライ級10回戦で対戦する。

 「イメージチェンジしたくて」と髭を生やした中谷は、精悍さが増していた。
180ラウンドのスパーリングを消化
 プロ入り後、最長となる約2ヶ月間の米国合宿で、バンタム級やスーパーバンタム級の選手と、180ラウンドのスパーリングを消化。「攻撃の引き出しを増やしていきたい」と、本来のサウスポースタイルだけではなく、オーソドックス(右構え)でも戦ったという。「スムーズに切り替えられるようになった。試合でも流れで(オーソドックスを)出していきたい」。
さらに強い中谷潤人を見せる!
 次戦は、かねてから希望していたスーパーフライ級での試合となる。「力の入り具合が違ってくる」と自信を示すと、「ロドリゲス選手は、元世界チャンピオンで強い選手なので、気合いが入っている。強い姿を見せたい」とさらに強い中谷潤人を見せるつもりだ。

 フライ級のベルトを保持した状態で、ノンタイトル戦に臨む。
弟・龍人マネージャー(22)が全力サポート
 「身長は測っていないので、わからないです」と話した中谷だが、172㎝から少し伸びたように感じた。久しぶりに会ったが、以前にも増して世界チャンピオンが持つ風格を感じさせた。

 難敵ロドリゲスに、どのようなパフォーマンスを見せるのか? 11月1日が楽しみだ。