[電話取材]2022.10.3
賞金目指して4回戦ボクサーがハッスル!
衝撃KO!
 「DANGAN&B-TIGHT賞金マッチオール4回戦」が3日、後楽園ホールで開催され、全12試合で激戦が繰り広げられた。

 早く倒すほど金額が大きくなっていく、賞金マッチ(1ラウンドKO=5万円、2ラウンドKO=3万円、3ラウンドKO=2万円、4ラウンドKO=1万円)。賞金を手にしたのはーー。
春山達哉(セレス)が3万円をゲット!
 第10試合、66.0㎏契約4回戦では、春山達哉(24=セレス)と加藤大河(19=DANGAN越谷)が拳を交えた。長身の加藤が、ジャブから右ストレートを叩きつけて先制攻撃。左ボディを好打し、積極的な攻撃を展開した。対して春山は、ブロックしながらチャンスを探った。2回、パンチが交錯する中、春山の右カウンターがジャストミート! 痛烈に加藤を倒して、フィニッシュした。
「覚悟を決めて打ちあった」
 試合後、電話取材に応じた春山は「初回に攻め込まれて、『このままだったら判定で負けるかも』と思ったので、2ラウンドは、覚悟を決めて打ち合った。倒したパンチは、手応えを感じた」と、会心の勝利を振り返った。
「賞金は家賃の足しにしたい」
 2ラウンドKOで、賞金3万円を獲得した。臨時ボーナスの使い道を聞かれた春山は「仕事を急に辞めてしまったので、家賃の足しにしたい。今月の家賃をどうしようかと思っていたので、助かった」と生活費に回すとした。

 今後の目標を聞かれた春山は「ボクシングだけで食べて行けるようにしたい。まずは、来年の新人王を獲りたい」と語った。
春山達哉(セレス)に注目!
 最後に「本当に(賞金は)家賃だけでいいですか?」と念を押されると、「やっぱり美味しいものも食べたい。サーモン丼を食べたいですね」と声を弾ませた。