[前日計量]2022.9.2
石田匠「レベルの差を見せる」
右:石田匠(井岡)の再起2戦目
 IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級8位の石田匠(30=井岡)が2日、大阪市内の関西JBC事務局で前日計量に臨んだ。

 石田は、明日(3日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「駅近ドットコムpresents三田から世界へ19」のセミファイナル、バンタム級8回戦で、フィリピン・同級7位のアルビン・メデュラ(28=比)と対戦する。両者とも、バンタム級リミットちょうどの53.5kgでクリアした。

 試合の模様は、テレビ大阪ニュースYouTubeチャンネルで、第1試合からライブ配信される。
「後半に倒す」
 再起2戦目に臨む石田は「(相手は)フィリピン人独特のリズムで、パンチを振り回してくる。ジャブに右を合わせてくるのではないか」と対戦相手を分析すると、「序盤はしっかりと組み立てて、後半に進むにつれて、レベルの差を見せる。後半KOが理想」と、タフなフィリピン人を仕留めるつもりだ。
「ベストを尽くす」
 拳を交えるメデュラは「明日は、ベストを尽くしてノックアウトする!」と意気込んだ。これまで16戦して、KO負けは一度だけで、大湾硫斗(志成)や石川春樹(RK蒲田)にもしぶとく食い下がった右ファイターだ。