[前日計量]2022.9.2
世界を見据える竹迫司登の成長に期待!
ミドル級10回戦

 1年4ヶ月ぶりにリングに上がるOPBF東洋太平洋ミドル級チャンピオンの竹迫司登(31=ワールドS)が2日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)事務局で前日計量を終えた。明日の二ワット・コンカン(37=タイ)戦は、ミドル級ノンタイトル10回戦で行われる。

竹迫司登(ワールドS)72.5kg

 前日計量を、ミドル級リミットの72.5kgでクリアした竹迫は、体重管理に関して「計算通り。あとはリカバリーだけ」と、調整中の食事管理を含めたウェイトコントロールを乗り切った自信を示した。試合間隔が空いたことにも「不安は全くない」とし、1年4ヶ月ぶりだった前回の試合も影響がなかったと振り返った。

ダイナミックグローブ

 明日の試合は「ミートしづらいが、世界を狙う上でいい相手」と位置付け、フィニッシュまでの試合の組み立てに重点を置いていることを明かした。その上で、「当てるのが全てではない」とパンチの質にも拘った。「克服し、クリアにしないといけない部分を追究してきた。形作りには、まだまだ先がある。自分に対する期待と自信がある。どう出るか楽しみ」と、自身の成長の成果を見せたいとした。

二ワット・コンカン(タイ)72.0kg

 一方、日本人選手とも国内外で数多く戦ってきた二ワットは、計量を72.0kgで終えると「コンディションは90%」。やや控えめな答えだったが、準備は出来ていると、静かな闘志を燃やしていた。