WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級14位の田中教仁(37=三迫)は、8月31日(水)にタイ・ナコーンラーチャシーマーで、王者のパンヤ・プラダブスリ(31=タイ)に挑戦する。

　2020年3月にタイで、WBA(世界ボクシング評議会)同級スーパー王者のノックアウトCPフレッシュマート(タイ)に挑戦するも判定負け。これが2度目の世界挑戦となる。試合まで1ヶ月を切っての急なオファーだったが、迷うことなく受けた。

　オンライン発表会見で、田中は「『(タイでは)絶対に世界は獲れない』と言われている。だったらやってやろうと思った」と覚悟を示した。日本人選手によるタイでの世界戦は、0勝25敗1分(暫定王座戦を除く)。田中は、誰も成し遂げていないタイでの世界王座奪取を目指す。