[前日計量]2022.8.8
磯谷大心が新人王戦に参戦!
磯谷大心(輪島功一スポーツ)
 元世界王者の輪島功一氏の孫、磯谷大心(21=輪島功一スポーツ)が8日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。

 磯谷は、明日(9日)に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」で、東日本新人王ウェルター級4回戦で田中慧士(22=花形)と対戦する。磯谷は、ウェルター級リミットちょうどの66.6㎏、田中は、400gアンダーの66.2kgでパスした。
「しっかりと勝ち切る」
 ここまで2戦2勝(2KO)で、いずれも初回KO勝ちしていて話題になっている。新人王トーナメント初戦だが「(新人王戦という)意識はない。いつもと同じ試合のつもりで戦う」と自然体で臨むとした。

 拳を交える田中の映像は見たが「相手どうこうではなく、自分のボクシングをやり切る」と話すと、「しっかりと戦って、勝ち切りたい」と意気込んだ。

 輪島功一氏は、1969年に全日本ウェルター級新人王に輝いている。祖父と孫で同じ階級での全日本新人王という目標に向かって、磯谷が初戦のリングに上がる!
KO必至の注目カード!
 スーパーライト級8回戦では、日本同級5位の藤田炎村(27=三迫)と日本ユース・ライト級王者の湯場海樹(23=ワタナベ)が拳を交える。両者とも、スーパーライト級リミットを200g下回る63.3㎏でクリアした。

 重厚なプレスから力強いパンチで打ち込むスイッチヒッターの藤田と、抜群の当て勘を持つサウスポー湯場の試合も見逃せない!