[リング上インタビュー]2022.7.12
大橋ジムの精鋭が魅せた!
中嶋一輝(大橋)の再起2戦目
 前OPBF東洋太平洋バンタム級王者の中嶋一輝(29=大橋)が12日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.90」のセミファイナルに出場。スーパーバンタム級8回戦で、元世界ランカーのカルーン・ジャルピアンラード(36=タイ)と対戦した。中嶋の豪打は爆発したのかーー。
中嶋一輝(大橋)が圧勝!
 初回から、サウスポー中嶋が強烈なパンチで圧倒。左ストレート、左アッパー、右フックと打ち込んだ。その後も慌てずにじっくりと攻めると、5回に右アッパーでグラつかせ、さらに連打を浴びせてフィニッシュに持ち込んだ。
王座返り咲きを宣言
 タイトル陥落後、連勝を飾った中嶋は「もっときれいに倒したかったが、相手がタフだった。スーパーバンタム級の方が、調整が上手くいく。日本王座でもOPBF王座でも、チャンスがある方に挑戦できれば」と王座奪還を誓った。
桑原拓(大橋)が豪快KO!
 日本フライ級13位の桑原拓(27=大橋)は、フライ級8回戦でパリニャ・カイカンハ(タイ)と激突した。初回からスピード差を見せた桑原は、2回に右アッパーで痛烈なダウンを奪い、TKO勝ちした。
「思い描いた通りの試合ができた」
 試合後、桑原は「相手はパワーがあるので、打ち終わりを気をつけた。右アッパーは練習していたパンチで、手応えを感じた。思い描いた通りの試合ができた」と試合を振り返った。

 タイトル挑戦をアピールする内容を見せた桑原。「一度、日本タイトル戦を落としているのでリベンジしたい。また、チャンスをもらえるようにレベルアップしていく」と抱負を語った。