[公開練習]2022.7.5
堤駿斗と伊藤沙月がデビュー戦で魅せる!
7月13日(水)は豪華カードが揃った!
 デビュー戦に臨む堤駿斗(22=志成)と伊藤沙月(31=志成)が5日、オンラインで練習を公開した。

 AIBA世界ユース選手権金メダリストの堤は、特例でのA級(8回戦)でのデビュー戦となる。堤は、7月13日(水)に大田区総合体育館でOPBF東洋太平洋フェザー級5位のジョン・ジェミノ(30=比)とフェザー級8回戦、伊藤は、サオワラック・ラリーペンシー(タイ)と女子バンタム級6回戦で激突する。
A級(8回戦)でのデビュー戦!
 会見に臨んだ堤は「長いラウンドのスパーリングを多めに消化し、ここまで良い内容できている。このまま体調を崩さずに仕上げていきたい」と順調な調整をアピールした。

 5月中旬からのラスベガス合宿では、オリンピック2連覇後にプロに転向し、世界ランク入りしているロベイシー・ラミレス(28=キューバ)とのスパーリングを行い、帰国後は、同門で前OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の木村吉光(25)や日本スーパーフェザー級20位の齊藤陽二(26=角海老宝石)らとのスパーリングを重ねた。
堤駿斗の動きに注目!
「一発のパワーがあって、なおかつ上手さもある。キャリアがあり、最初から最後まで気を抜けない相手」とジェミノの印象を語ると、「また、見に来たいと思わせる内容を見せたい」と意気込んだ。
デビュー戦に臨む伊藤沙月(志成)
 伊藤は、宮崎・日章学園でボクシングを始めると、高校2年で全日本ライトフライ級優勝を果たし、拓殖大学、自衛隊体育学校へと進んだ。2018年に一度ボクシングを引退したが、プロ転向を決意。昨年11月にプロテストに合格した。

 久しぶりにリングに上がる伊藤は「(ブランクがあり)他の選手とはまた違った意味での準備が必要だったが、良い緊張感を盛りながら仕上がった」と話すと、「相手の映像はほとんど見ていないが、トレーナーと立てた作戦をぶつける」と必勝を誓った。

 会見後に披露したシャドーボクシングでは、ジャブからワンツー、アッパーを丁寧に打ち込んでいた。