互いに探り合いのスタート。プレッシャーをかけるリオスに対し、アフマダリエフは左ストレートを当てて、優位に試合を進める。中盤に左拳を痛めたアフマダリエフは、右を中心に試合を組み立てていくと、リオスは右ストレート、ボディを狙い巻き返しを図った。10回、リオスがチャージをかけるが、アフマダリエフは11回にジャブで距離を作り、譲らず。最終12回、アフマダリエフは痛めている左を解放し、ボディアッパーでダメージを与えると、そのまま連打でダウンを奪う。再開後、パンチを打ち込み、レフェリーストップに持ち込んだ。

　今後、WBC&WBO同級王者ステファン・フルトン(27=米)との4冠統一戦がクローズアップされるアフマダリエフの戦績は、12戦全勝(8KO)。敗れたリオスは、37戦33勝(16KO)4敗とした。