【ボクシング海外前日計量】スーパーバンタム級2冠戦フルトンvsローマン前日計量

[海外前日計量]2022.6.4
スーパーバンタム級2冠戦フルトンvsローマン前日計量

　WBC(世界ボクシング評議会)&WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(27=米)と元同級2冠王者ダニエル・ローマン(32=米)が3日、前日計量の秤の前で対峙した。二人は日本時間5日、米ミネソタ州ミネアポリスにあるザ・アーマリーで対決する。

WBO&WBC王者フルトンvs元2冠王者ローマン

　スーパーバンタム級リミットの55.3kgを2冠王者フルトン、挑戦者ローマンとともに、200g少ない55.1kgでクリアした。

　フルトンは、昨年1月にWBO王者アンジェロ・レオ(28=米)を判定で下して、世界初載冠。同年11月にはWBA王者ブランドン・フィゲロア(25=米)を2-0の判定で接戦を制し、2冠王座統一を果たした。

　対するローマンは20年1月、ムラドジャン・アフマダリエフ(27=ウズベキスタン)との指名戦において、1-2の判定で敗れ無冠となるも、その後は2連勝で、再び2冠王座に挑むことになった。

WBA正規スーパーミドル級戦モレルvsヘンダーソン

　セミファイナルでは、WBA(世界ボクシング協会)スーパーミドル級正規王者デビッド・モレル(24=キューバ) が、WBAスーパーミドル級10位のカルバン・ヘンダーソン(31=米)を相手に、3度目の防衛戦に臨む。同級リミット76.2kgを、モレルは700gアンダーの75.5kgでクリア。対するヘンダーソンは300g少ない75.9kgで秤を降りた。

　プロモートは、PBCを取り仕切るTGBプロモーションズ。Showtimeが全米に中継を行う。