[報告会]2022.5.2
中谷潤人が相模原でV2達成を報告
本村賢太郎市長に勝利を報告
 WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者の中谷潤人(24=M・T)が2日、神奈川県相模原市役所で防衛報告会を行った。

 4月9日(土)にさいたまスーパーアリーナで挑戦者の山内涼太(27=角海老宝石)に8回TKO勝ちし、2度目の防衛に成功した中谷に電話取材で近況を聞いた。
4月25日から練習再開
 4月25日(月)に練習を再開した中谷は「イメージ通りに試合ができたので、そのイメージの良さを伸ばしながらしている」と言うが、「サイドに回った時に横着な動きをしたことと、『いつでもパンチを打てるぞ』と相手にプレッシャーを与えながらバックステップすることができなかった。これからの戦いに向けて意識していかないといけない」と、完勝の中でもしっかりと反省点を挙げた。
「スーパーフライ級も視野に入れている」
 172cmとフライ級では長身で、減量は決して楽ではない。それでも「足がつったりすることもなかったし、良いパフォーマンスを見せることができた」と手応えは掴んでいる。それでも「今後、どういう形になるかわからないが、スーパーフライ級の方が良いパフォーマンスを発揮できる自信がある」と、強豪チャンピオンが集まるスーパーフライ級への転向も視野に入れている。
中谷潤人の次戦に期待!
 「年内はあと2試合できればうれしい」と希望した中谷。ゴールデンウィーク明けに家族で旅行に行き、リフレッシュする。