[記者会見]2022.4.7
ライト級国内最強は俺だ!
注目のライト級ビッグマッチ
 OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチの記者会見が7日、都内で行われ、2冠王者の吉野修一郎(30=三迫)と挑戦者で元WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(31=横浜光)が、それぞれ意気込みを語った。

 4月9日(土)にさいたまスーパーアリーナで対戦する2人は静かに闘志を燃やした。

 試合はAmazonPrimeVideoで、当日午後6時からライブ配信される。
「ここを勝って世界に行く」
 当初は昨年12月に行われる予定だったが、新型コロナの影響で4月に延期になった。この期間をプラスに捉えた吉野は「延期になったことで、相手のことをより考える時間が増えた。いつも通りの練習をしてきた。伊藤選手と熱い試合ができると思うので、当日は楽しみにしていてください」と、自信たっぷりだった。

 この試合を勝てば、国内ライト級で一つ抜けた存在になる。吉野は「ここを勝てば先が見える」と、世界に打って出るつもりだ。
「この試合にすべてを懸けている」
 拳を交える伊藤は「自分を高めてベストコンディションに持って行くことにフォーカスしてきた。(延期になり)この試合にかける思いがより強くなった」と語り、「ボクシング人生を賭けた戦い。覚悟を見てほしい」と言葉に力を込めた。