[試合後談話]2022.4.3
大阪堺市で激突! 冨田大樹vs山下祥希!
ライトフライ級注目の一戦。
 日本ライトフライ級1位の冨田大樹(24=ミツキ)と同級3位の山下祥希(24=KG大和)が3日、大阪堺市産業振興センターで開催された「ミツキ杯SURVIVEvol.21」のメインイベント、ライトフライ級8回戦で対戦した。

 トップコンテンダーの冨田と初の関西遠征の山下が、スピード感あふれる攻防を繰り広げた。
冨田がダウンを奪ってペースを握った!
 ジャブを突いて、フェイントをかけながらリズム良くペースを握った山下だったが、冨田の右のカウンターに尻もちをつくと、後手に回ってしまった。先に仕掛けた冨田のボディへのストレートにも右のリターンを返したが、判定で冨田に軍配が上がった。
19戦17勝(5KO)2敗(1KO)
 試合後、取材に応じた冨田は「打ち終わりを狙われた。対策されてるなと思った。自由に自分のボクシングを表現できなかった。動かされた感じ。左ボディジャブに右を合わされたくらいで、ダメージが溜まることはなかった。下を意識させておいて、右を合わせたかったけど、1度しかうまくいきませんでしたね」と、対策を施してきた山下の右のリターンに苦笑いしたが、タイトル挑戦に弾みをつける大きな一勝に安堵した。
次は、タイトル挑戦か?