今月のランキングに話を戻そう。意外にも動きが少なかったのは、スーパーフライ級。最新ランキングも2位のままだったローマン・ゴンサレス(34=ニカラグア)と前日計量で体重超過した上で3月6日に対戦し、判定で敗れたフライ級王者のフリオ・セサール・マルチネス・アギュラー(27=メキシコ)は、フライ級正規王座を維持したままとなっている。スーパーフライ級の1位はシーサケット・ルビンサイ(35=タイ)で、チャンピオンは、ジェシー・ロドリゲス・フランコ(20=米国)。その上位にWBA(世界ボクシング協会)スーパーチャンピオンの座にも就いているファン・フランシスコ・エストラーダ(31=メキシコ)が、WBCフランチャイズチャンピオンとして君臨している。エストラーダは、WBCとWBAの実質的2団体統一王者。

　タイトル防衛に失敗したIBF(国際ボクシング連盟)前王者のジェルウィン・アンカハス(30=比)は、田中恒成(26=畑中)の一つ下の6位に入った。

　2月27日に王座防衛を果たした日本フライ級王者のユーリ阿久井政悟(26=倉敷守安)が2つランキングを上げてWBC6位になった。