[海外前日計量]2022.3.5
ロマゴンvsマルチネス前日計量で…
前日計量でまさかの事態

 元4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(34=ニカラグア)と、WBC(世界ボクシング評議会)フライ級正規王者のフリオ・セサール・マルチネス・アギュラー(27=メキシコ)が5日(日本時間6日)、米国・カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナ・サンディエゴで激突する。

 当初は、WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級ダイヤモンド王座決定戦として行われる予定だったが、現地時間5日で行われた前日計量で、思いもかけぬアクシデントが起こった。

マルチネスが体重オーバー
 スーパーフライ級リミット52.1kgを、ゴンサレスは100gアンダーの52.0kgでクリア。しかし、続くマルチネスは1回目の計量で900gオーバー、2度目も0.4ポンド(180g)落としただけで、600g超過の52.7kgで秤を降りた。

 WBC世界スーパーフライ級ダイヤモンド王座決定戦として行われる予定だったが、スーパーフライ級12回戦で行われることになった。

当日計量で59.9㎏以上の場合は試合中止

 マルチネスは、明日の午前9時の当日計量で57.3kg以上の場合は罰金。59.9kg以上だと試合中止となる。

 当初、ゴンサレスはWBAスーパー&WBCフランチャイズ同級王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(31=メキシコ)とのダイレクト・リマッチの予定だったが、エストラーダの新型コロナウイルス感染により、相手が1階級下のマルチネスに変更していた。