[インタビュー]2022.3.1
矢吹正道「勝負は中盤まで!」
返り討ちで初防衛を果たす!
 「返り討ちに自信あり!」。WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の矢吹正道(29=緑)は、3月19日(土)に京都市体育館で前王者の寺地拳四朗(30=BMB)を迎えて初防衛戦に臨む。

 両者は、昨年9月に対戦し、日本ボクシング史に残る大激戦の末、矢吹が難攻不落の拳四朗を攻略し、世界初挑戦で新チャンピオンに輝いた。その後、拳四朗陣営は9ラウンドに右目上をカットして流血した件について、直前に故意のバッティングがあったのではないかとしてJBCに質問状を送り(故意とは認定できないとの回答)、ネット上などでも騒動になった。

注目のダイレクトリマッチ

 昨年10月にWBCから9ラウンドのバッティングと、約4年間にわたり拳四朗がチャンピオンだった功績を踏まえて、ダイレクトリマッチの命令が下された。

 今年1月の発表会見で久しぶりに拳四朗と対面した矢吹だったが、「スイッチが入った。一度戦って(相手の)弱い部分はわかっている」と、王座防衛に向けての自信を示した。