最新の世界ランキングを発表したWBC(世界ボクシング評議会)が、本部のあるメキシコの首都メキシコシティで14日13時、設立59周年を迎えた。

　設立以来、ボクシングの近代化を進めてきたWBCは、15ラウンドで行われていた世界戦を12ラウンドに減らし、当日計量を前日計量に改変した。今では17階級(WBCはブリッジャー級を新設し、18階級)が定着しているが、中間階級と呼ばれるストロー級(ミニマム級)、ライトフライ級、スーパーフライ級、スーパーバンタム級、スーパーフェザー級、スーパーライト級、スーパーウェルター級、スーパーミドル級、クルーザー級を作ったのもWBC。選手の健康と安全を守るための制度改革に大きな功績を残してきた。

　今月発表の最新世界ランキングで、2人の新世界チャンピオンが誕生した。