[インタビュー]2022.2.1
宮尾綾香「丁寧に戦って勝つ」
王座返り咲きを目指す
 元WBA(世界ボクシング協会)アトム級王者の宮尾綾香(38=ワタナベ)は、2月25日(金)に後楽園ホールで開催される「Victoriva.8」のメインイベントで、OPBF東洋太平洋同級王者の松田恵里(27=TEAM10COUNT)と対戦し、空位のIBF(国際ボクシング連盟)同級王座を争う。

 宮尾は、2階級制覇を狙い、2020年1月と同年12月に多田悦子(真正)とWBO(世界ボクシング機構)女子ミニマム級王座決定戦に臨んだが、一度は引き分けたものの、再戦で9回TKO負けを喫した。その後、主戦場のアトム級に戻ると、昨年9月に日本アトム級王者の長井香織(真正)に判定勝ちし再起に成功した。

アトム級でベルトを獲り戻す!

 これが、13回目となる世界タイトルマッチに臨む宮尾から出た言葉は、「丁寧に戦うことを心掛ける」だった。"丁寧に戦う"とは――。