[前日計量]2022.1.24
古橋岳也と久我勇作が1年ぶりに対面!
スーパーバンタム級王座戦が熱い!
 日本スーパーバンタム級タイトルマッチの前日計量が24日、日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の古橋岳也(34=川崎新田)と前王者で同級1位の久我勇作(31=ワタナベ)が秤に乗った。

 試合は、明日の25日(火)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル84&ホープフルファイト36」のメインイベントで行われ、第1試合から「ひかりTV」でライブ配信される。

 両者は、昨年1月に対戦し古橋が9回TKO勝ちで新チャンピオンに輝いた。立場を入れ替えての再戦も激戦必至だ!
「勝ってさらに上のステージに進む」
 これが2度目の防衛戦の古橋は、リミットちょうどの55.3kgでクリアした。電話取材に応じた古橋は「これといって変わった印象はないが、相変わらずガッチリした体つきだなと思った」と、横に並んだ久我の印象を語ると、「周りからは『あの激闘を再び』と言われているが、自分の技術を発揮できれば、激戦になる前に終わる。激闘にはならない」と圧勝宣言した。

激戦にはならない

 「久我さんも同じ戦い方で来るとは限らない。違う相手だと思って戦う。結果は変わらないが、1年前とは違う面白い試合になる。KO勝ちのイメージしかない」と自信たっぷりだった。
「リベンジしか考えていない」
 一方の久我もリミットちょうどの55.3㎏を測定した。「前回の田村戦(田村亮一(JB SPORTS)の対策が活きると思う。古橋選手も進化していると思うが自分も変わった。前のような激戦になっても今度は自分が勝つ」とリベンジを誓った。

冷静に戦う

 1年前は痛烈なKO負けを喫したが「倒したい気持ちが先行すると熱くなり、力んでしまうので冷静に戦うことを心掛ける。力を抜いて戦っていきたい」とあえてノックアウト宣言はせずに自然体で臨む。
後楽園ホールでゴング!
 チャンピオンに就いてから成長著しい古橋が返り討ちを果たすのか!?それともリベンジと王座奪還を狙う久我が勝利するのか!?国内スーパーバンタム級王座戦をお見逃しなく!